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テレビ東京 松本清張ドラマ「 強き蟻」の あらすじ [TV番組]

7月2日(水)夜9時から放映されるドラマ「強き蟻」は
昭和時代を代表する社会派小説・推理小説の大家、
松本清張原作1971年刊行の「強き蟻」をドラマ化したものです。

「強き蟻」は、テレビ東京開局50周年記念企画としてドラマ化されましたが、
これまでに他局で2度ドラマ化されています。

主演に演技力に定評のある米倉涼子さんを起用。
米倉さんはこれまでも、松本清張原作ドラマで悪女役を好演してきました。

今回、米倉さんはヒロイン沢田伊佐子という悪女を演じます。

「強き蟻」は、沢田伊佐子を中心に
欲望にまみれた男女が入り乱れた人間模様
を描くとのことです。

ドラマを観る前に、あらすじを知っておきたいという人は下記をご覧ください。
松本清張原作ドラマで”面白くなかった”と聞いたことがありません。

今回の「強き蟻」も期待できそうです。

<あらすじ>
かつて東銀座で普茶料理の店を営んでいた沢田伊佐子(米倉涼子)は、
そこで出会った31歳年上の会社役員・沢田信弘の後妻として嫁いだ。

伊佐子は、夫が長年勤める会社の新役員懇親記念パーティーに向かう車中で、
信弘の役員待遇がどうなるのか気を揉んでいる。

信弘は、渋谷区松濤に居を構える200坪の家を所有しているが
、生活に関わる金銭はすべて家政婦・椿サキに管理される生活だ。

もちろん伊佐子はこれに納得していないが、彼女には胸に潜めたある企みがあった。

それは、3年後に信弘の資産十億円を”未亡人”となって独り占めすること。
その日に向けて、伊佐子は夫の寿命を緩やかに縮めようと、密やかな計画を練っていた……。

また、伊佐子は信弘の妻を演じながら、夫以外の男性とも関係を持っていた。
信弘をパーティーに送り届けたあと、伊佐子は年下の愛人・石井寛二のもとへ向かう。

しかし、部屋に入ると、そこには頭から血を流し、ベッドに横たわる女性の姿が…。
石井の元彼女・乃理子だ。

石井曰く、喧嘩して揉み合った際に乃理子が頭を強打した挙句、
石井が目を離した隙に睡眠薬で自殺を図ったという。

すぐさま薬を吐かせ、乃理子が一命をとりとめたことを確認した伊佐子は、
早く救急車を呼ぶよう石井を促し、自宅へと戻る。
しかし、その日の夜、石井から”乃理子が死んだ”との連絡が入る…。

事件によって、石井との関係が明るみになることを恐れた伊佐子は、
かつて夫と共に伊佐子の店の常連で、
パトロン的存在だった食品会社副社長・塩月芳彦に連絡。

事件を揉み消すべく、石井の弁護士の手配を懇願する。

代議士の叔父をもつ塩月は、野心溢れる若手弁護士・佐伯義男を呼び、
伊佐子を助ければ叔父を紹介すると約束して、石井の担当弁護士につかせることに。

疲弊して伊佐子が帰宅すると、信弘と地味な風貌の速記者・宮原素子が楽しそうに現れる。

信弘が自叙伝を作るため、塩月の紹介で宮原に口述筆記をお願いしていたのだ。

また、信弘の前妻との娘で、画家の卵をしている妙子も訪れており、
伊佐子に対して不信感を抱く妙子は、
『あなたが結婚したのは父ではなく資産』と言い放つのだった…。

ある日、伊佐子は塩月との密会中に、石井の件に関する報告を受ける。

なんと、石井が逮捕されたというのだ。
塩月曰く、殺人罪に問われる石井を、佐伯は『無罪にする』と自信を見せていると言うが…。








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