全米決勝の錦織の対戦相手のチリッチとはどんな選手？

日本人初のプロテニスのグランドスラム全米オープン決勝に進んだ錦織圭。
決勝の相手は、スイスのフェデラーに勝ったクロアチアのチリッチ。

チリッチもテニスのグランドスラム、全豪・全仏・ウィンブルドン（全英）・全米の
４大オープンの決勝に進んだのは初めて。

年齢はチリッチが錦織の１歳上。

過去の錦織とチリッチの対戦成績は、5勝2敗と錦織が勝ち越しています。

最近では、4月に行われたスペイン・バルセロナ・オープンで対戦。
その時は錦織がストレートで勝っています。

過去のグランドスラムでは、チリッチは、2010年の全豪オープンで
ベスト4進出が最高です。

決して、錦織が勝てない相手ではありません。

クロアチアというと人によってはサッカーのイメージが強いかもしれ
ませんが、過去にはウィンブルドン（全英）を制した、
テニス史上有数のビッグサーバー、イバニセビッチ選手をはじめ
有望な選手を輩出しています。

錦織と対戦するチリッチのプロフィールは下記の通りです。

■マリン・チリッチ選手のプロフィール
・国籍　　クロアチア

・出身地　ボスニア・ヘルツェゴビナ・メジュゴリエ(Medjugorje)

・居住地　モナコ・モンテカルロ

・生年月日 1988年9月28日　

・年齢　　　25

・身長/体重 198ｃｍ　87ｋｇ

・利き手／バックハンド　右／両手


チリッチ選手は、２メートル近い長身から打ち下ろすサービスと、
強力なフォアが主な武器。

錦織は、昨年１２月からコーチに就任した１７歳で全仏を制した
マイケル・チャンによって急速に成績をアップさせています。

決勝進出を決めたあとの記者会見でも錦織からは
”もう勝てない相手はいない”と
強気の発言をしていました。

以前なら”思いっきり戦いたいと思います”程度の発言が
せいぜいでしたので随分、変わったものです。

マイケル・チャンに技術だけではなく、メンタル面でも鍛えられた
ということがこの超強気発言からも窺えます。

ここまできたら、優勝して欲しいものです。