錦織圭は松岡修造の 教え子だった？

錦織圭の全米オープンでの快進撃で、ただでさえ熱い？
松岡修造がますますヒートアップしています。

それを見た人は錦織圭は松岡修造の教え子ではないか
と思う人も少なくないようです。

また、世代によってはそもそも松岡修造がプロテニス
プレーヤーだったことさえ知らず、ただの熱い？だけの
スポーツコメンテーターだと思っている人もいるようです。

松岡修造は、現役時代、世界ランク４６位
までいった当時としては日本の男子プロテニス最高レベルの選手でした。

そして１９９６年のプロテニスの最高峰のウインブルドンで
ベスト８まで進んだ時は、日本中が涌いたものです。

その松岡修造と錦織圭の関係ですが
松岡修造は日本テニス協会の強化部の役職もしていて、

その関係で毎年、「修造チャレンジ」という強化キャンプを開き、
日本のトップジュニアでこれから世界へ出ていく可能性のある子供たちを
集めて「合宿」を行っています。

錦織は小学生の時に全国小学生選手権で優勝して、
日本一強い小学生になったことで修造チャレンジに召集されて、
そのキャンプの間に松岡修造の指導を受けています。

このキャンプでの指導というのは、技術的なことより”闘争心”とか
”モチベーションの維持”といったメンタル面が中心だったようです。

ですので、今、錦織のコーチをしているマイケル・チャンとのような
関係に松岡修造がなったことはありません。

ただ、松岡修造が早くから錦織の才能を見抜いていたことは間違いありません。

地元島根のコーチが小学生の錦織を日本一に育て、
留学先のフロリダＩＭＧアカデミーが世界のトップに育てたといえるでしょう。

松岡修造はその橋渡しをしたことは間違いないですが
松岡修造が錦織を育てたわけではありません。

アメリカの新聞は、錦織の成功は
”日本を離れアメリカで テニス修行をしたことだ”
と書いていましたが、全くその通りだと思います。

早い時期から世界のトップレベルに触れていたことが
今回の快挙につながったと思います。