菊池桃子は厚生労働大臣が適任？

タレントの菊池桃子（４６）さんが、９月にも行われる安倍改造内閣の
大臣候補になっていると報じられました。

安倍内閣は、女性の登用に熱心ですので、改造内閣でも
複数の女性の登用は噂されていますが、菊池桃子は
その候補リストにさえのっていませんでしたので驚きです。

菊池桃子といってもかつて、アイドルとして一世を風靡したことを
記憶しているのは、３０代後半以降の人、特に男性でしょうか。

舌足らずなしゃべり方と決して上手いとはいえない歌い方が印象的
でしたが、多くの男性ファンの熱烈な支持を得ていました。

菊池桃子の特長は、これといった代表作になるようなドラマも
歌はありませんが、「身近に一人は居そうなちょっといそうな可愛い女の子」
といったキャラクターが受けたのかもしれません。

菊池桃子さんは、２０１２年にプロゴルファー、 西川哲（４３）さんと離婚。

菊池さんはその後、社会人対象の法政大学大学院で雇用政策の知識を学び、
２０１２年からは母校の戸板女子短期大（東京都港区）のキャリア教育担
当の客員教授に就任しています。

今回の安部改造内閣の大臣騒動の出所は不明ですが、同じくかつて
アイドルだったほぼ同年代の三原順子さんが自民党の要職に就いていますの
であり得ない話ではなかったとは思います。

でも、三原さんとの違いは三原さんが国会議員なのに対して、菊池さんは非議員。
また、雇用政策の知識が専門の菊池さんにとって、キャリアが生かせるとなると
厚生労働大臣ということですが、現大臣の太田昭宏氏の留任が決まっています。

今回の改造は、女性を登用するといってもあくまでも議員の中から選ぶようですので
菊池さん自身も否定したように大臣就任の可能性はゼロのようです。

私はどちらかというと女性登用ありきの大臣人事には反対ですが、どうせ長くても
２年もやらないのであれば、日の当たらない地味だけど重要な政策を知ってもらえる
という効果が期待できる、女性タレント・有名人の登用も面白いかなとは思います。